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来院される皆さま

広報誌こうとく
ほほえみ(うつ)外来

一生のうちに「うつ病」にかかる方は人口の約10%ともいわれ、最もよくある「こころの病気」です。うつ病は、脳の一部で神経と神経の間を連絡する伝達物質が減少して、その症状が現われることがわかっています。ですから、きちんとその物質を補うなどの治療をすれば症状が良くなる可能性がとても高いのです。

うつ病で病院に行かれる方は最近増えていますが、一方で「頑張りが足りないのでは?」「こんなことで病院に行ってもいいの?」と悩みながら頑張りすぎている方もたくさんいるようです。うつにより笑顔がみられなくなった方の治療のパートナーとなり、「ほほえみ」が戻るお手伝いを致します。

うつ病についての詳しい説明はこちらをご覧下さい

うつ病Q&A

うつ病について一般の方からの質問がありましたので一部掲載致します。

Q.本人が薬を飲みたがらないがどうしたら良いか?
ご自分の病気や薬の効果についてご本人に理解して頂くことが第一歩と思います。うつ病であれば、ご自分の病気について理解をしてもらい、身体の中でのアンバランスからの回復に抗うつ薬が役立っていることを説明して下さい。最近は、この考え方を簡潔にまとめたパンフレットが保健所や製薬会社さんから出ているので、役所や医療機関や調剤薬局から入手され、ご本人と一緒にご覧になってはいかがでしょうか。
Q.本人が病院へ行きたがらない
病気だからこころの症状を良くしようと言ってもなかなか理解が得られないことがあります。むしろ、からだの症状を良くするためと勧めて見て下さい。うつ病の場合は、ぐっすり眠れなくなったり、食欲がなくなったり身体の不調を伴うことが多いので、まずは、それらの改善の目的で受診を促してはいかがでしょうか。
Q.新型うつ病について
「新型うつ病」という専門用語はありません。精神医学的に厳密な定義はなく、そもそもその概念すら学術誌や学会などで検討されたものてはありません。うつ病学会で「新型うつ病」とした発表を聴いたことがありません。「新型うつ病」はマスメディアやマスメディアに出ている精神科医師らが作り出した言葉の様です。この「新型うつ病」については、日本うつ病学会からのコメントがありますので、参照して下さい。
Q.妻の家族の理解が得られない
大変なご苦労をされておられます。うつ病において周囲の理解が得られないことは、われわれも良く経験することです。うつ病について、周囲の理解を得るには市町村の保健師さんに協力をあおいでみてはどうでしょう。また、共倒れしない方法としては、訪問看護やヘルパーさんの派遣をお願いする方法があります。かかりつけの医療機関や市町村の窓口に相談してみて下さい。
Q.姑がアルコール依存症で苦労した。うつ病だと思いながら心療内科の受診を中断した。
文中で姑さんに対する穏やかでない表現が見受けられます。未だに受けきれない部分がおありなのでしょう。いくらかでも気持ちが楽になる様に中断されている心療内科の治療を再開されてはいかがでしょうか。
Q.慢性的な身体疾患のある人のうつ病治療が診察を受ける先生によって結びつかないこともあると思うのですが、その時はどのようにしたら良いでしょうか。
大変回答に苦慮する質問です。実際、医師によってうつの見方考え方はかなり差があるからです。最近は、今日の研修会の様な企画を初めとして、うつ病に対する理解が得られつつある様に思います。そこで、ストレートにうつ病の治療について相談してみてはどうでしょう。きっと周りから話があれば、相談された医師は対応してくれると思います。